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電気ショック [日記・雑記]



前日の続き。

苦しそうに息をする母にしてあげられることはなく、ただただベッド脇に立ち尽くす。
しばらくすると、先生が入ってきて

「発熱が続いていて心拍もいい状態じゃないからこちらに移動し、
検査をすると、血液中に大腸菌が見つかり感染症を起こしている様子。
心不全も起こしているため、循環器内科の先生と連携を取って・・・」

と説明を受けている最中、心電図の機材の警告ランプが赤に変わる。

先生は、ちょっと。と言って母の様子を見、声をかけるも反応せず。
瞳孔を見たり、脈を取ったりしながら部屋に入ってきた看護師さんに支持を出す。
たしか部屋で取れるレントゲンの機材を持ってきてとかそんな感じ。
バタバタと人の出入りが激しくなった病室から邪魔にならないように一旦外に出る私たち。
廊下で人の出入りを見ていると、急に「もう母に会えないかもしれない」という気持ちが強くなり
泣きながら父に「お母さん、もう会えなくなるの?これで最期なの?」と聞く。
子どもが心配そうに私を見上げるのもお構いなしに泣きじゃくる。
父は「最期じゃないよ。まだ大丈夫」と言ってくれるんだけど不安に押しつぶされそう。



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その時、部屋から出てきた先生に書類を渡され、サインを求められる。
内容は簡単に言うと「電気ショックをしてもいいか」というもの。
電気ショックってするのに同意書がいるんだね。
これがどういうことを意味するのか薄々感づきながら父にサインをしてもらい、
なんともいえない時間を廊下で過ごした。

どのくらい待ったかな。
一人、また一人と部屋から人が出て行き、少し落ち着いた感が出てきたので部屋をのぞいてみる。
先生と数人の看護師さんが色んな処置をしてくれていた。
心電図はフラットではなく、きちんと脈を刻んでいる。
こちらがホッとしたのが伝わったのか、先生から「大丈夫、大丈夫ですよ」と言われる。
でも、脈拍が速すぎて、このままでは心臓がヘタってしまうから
明日の朝には循環器内科の先生に診てもらう話でまとまった。
後、持病の糖尿病の管理のため、糖尿病内科の先生にも診てもらいたいと伝えて
主人に電話をし、子どもを迎えに来てもらった。
私はもう少し病院に居たかったから。

子どもを主人に任せて、父と母の横で何を話をするわけでもなく座る。
私は、これからどうなるんだろう?母は家に帰れる日が来るのだろうか?など考えていたと思う。
1時間くらいして、父から「落ち着いたみたいだし、そろそろ帰るか」と言われ、病院を後にした。




続く。

続きは1月2日になりそう。。


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救急搬送の翌日 [日記・雑記]



無事に新居への引越しとネット環境の乗換えが済んだので、前回の続きを書いていきます。


母が救急車で運ばれた翌日、再び病室を訪れると救命病棟から一般病棟に移っていた。
普通なら状態が安定したのかと安堵すべきことかもしれないけど、
母の様子がおかしい。
声を発しない、声どころかずっと眠っているよう。
看護師さんは「まだ混乱してるのかもねー」

はぁ?
混乱してるからって寝る?
意味がわからない。

定期的にCT撮ったり検査はしてくれていて、先生の話によると
昨日より出血も増えていないし、少し様子を見ましょうかと。

様子見ばっかだな!
素人目で見てもおかしいのに。
人間3日寝たきりになれば筋力が落ちて、歩行も困難になる。
ましてや母は老齢だからその可能性がかなり高くなる。
さらに脳が圧迫され手足の麻痺も残るんじゃないの?
イライラするけど先生にぶつけることも出来ないし、看護師さんはのんきだし。
その日の夕方、父が母に重湯を食べさせてあげて帰宅した。
重湯も途中で眠ってしまうから誤嚥があったら困るのに、
何故か父に押し付けた看護師さんに腹が立った。


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誤嚥による肺炎発症で死んじゃったりするのにね。
自宅に戻って主人にそのことを話すと

「食事介助って看護師の仕事でしょ。患者の家族に多くを求めすぎてる」

と少々怒り気味。
私も同じことを思っていたけど、もしかしたら自分勝手な考えかと感じて
ちょっと自己嫌悪気味だった。
でも、主人もだけど、姉も怒っていた。
少しだけだけど、自分の感覚がずれていないことにホッとした。

そしてその翌日。
再度病院に行く準備をしていると携帯に着信が。

父からだった。

「お母さん、観察室に移ったよ」

詰め所に直結している部屋に移動したらしい。
それって、状態が悪いって事?
父に聞いても詳しいことがわからなかったので急いで病院へ。

心電図をつけ、酸素マスクをつけられ、異常な呼吸をする母が観察室にいた。
脈拍が200を超え、心電図の機材からは常に警告音。
今思い返してもはっきりとその音が頭の中で再生される嫌な音。




続く。


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急性硬膜下血腫 [日記・雑記]



少し落ち着いた気がするから書いてみる。

先月、11月17日。
夕食の準備中に携帯に電話が。
名前は表示されておらず、番号だけ。
いつもなら迷惑電話かもと出ないのだけど、なんとなく出てみた。
「○○病院の救急外来ですが、ぷにさんですか?」
地元でも大きな総合病院からの電話。
私の名前も知っているし、詐欺の電話ではないのだろう。
主人も子どもも在宅中だから何かあったとすれば親兄弟か・・・?
そんなことを考えながら話を聞いていると父が電話口に出てきた。

「あのね、お母さんが運ばれたんよ」

え、なんで。

「外で転倒してね。頭打って。掛かりつけの病院に行ったんだけど
そこでは見れないから転院搬送されてきた」

足が悪かったし転倒もありえる。
でも頭打って?

とりあえず今から行くと伝えて電話を切る。


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主人と子どもを連れて病院へ。
救命センターから病室に移っていて先生や看護師さんの話を聞く。
どうやら午前中に胃カメラの検査をして
麻酔薬が抜けきっていないうちに帰宅をしたのか
ふらついて玄関先で転倒したらしい。
そのまま意識も悪く、とりあえず家の中に運び込んだけど
様子がおかしいのですぐに掛かりつけの病院へ。
これが正午ごろの話。
数時間CT撮ったりしながら様子見をしていたけど
ここじゃ無理と判断されて大きな総合病院へ転院搬送。
到着後、私に電話してきたらしい。
かかりつけの病院で撮ったCT画像を見ながら
脳挫傷と脳出血(硬膜下血腫)が確認出来ていて
手術で血を抜くかそのままにしておくか、まだ判断出来ないから
少し様子を見ますと説明される。
脳って出血すると圧迫されて四肢に麻痺出ないの?と思いつつ
先生がそう判断しているならとその場はそれでおしまい。
病室の母は少しだけど言葉を発していた。
子どもが「おばあちゃん」って言ったら「はい」。
「名前わかる?」と聞けばきちんと答えていた。
でも今どこにいるか、今何月か聞くとわからないのか違う答えが返ってくる。
頭のことだし何かあってからでは怖いから、
看護師さんに「意識はあるけど、聞いたことと違う答えが返ってくる」と伝える。
看護師さんは「まだちょっと混乱してるんだと思う」。
変な違和感を感じながら、時間も遅くなってきて
看護師さんにも「もう遅いですし、一旦帰宅されますか?」と言われ
母に「また来るよ」と伝え、子どもが「バイバイ」と言うと小さい声で「バイバイ」と返ってきた。
帰りの車の中、「こんな時、主人と子どもの存在って助かるな。精神的に」と思ったのを覚えてる。


続く。


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